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太陽系うんちく

今回は、太陽系の天体に関するうんちくを、いくつかご紹介します。

金星は自転の回転方向が逆

太陽系の天体の多くは、自転も公転も北から見て反時計回りです。
それに対し、金星は逆向きの自転をしています。
どうして逆向きなのかは諸節あるそうですが、決定的な証拠は見つかっていないようです。
また金星については、2010年に種子島宇宙センターから打ち上げられて現在も金星を周回している金星探査機「あかつき」が、主に金星の気象状況について観測を続けています。

火星にはまとまった量の液体の水がある

将来、人類が地球の外の居住地を本格的に探索する場合、最も有力な候補が火星と言われています。
その理由の1つは、火星の南極の地下1.5kmの深さに幅約20kmの湖(液体の水)があるらしいことがわかっているからです。
これは、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」のレーダーによって発見されました。
水の層の暑さは明確ではありませんが、最低1mはあるとみられています。

火星のオリンポス山は標高25,000m

火星の環境はこれまで「マーズ・パスファインダー」(1997年着陸)や「パーサヴィアランス」(2021年2月着陸)などの探査機により調査が進められてきています。
そんな火星の地形で驚かされるのがオリンポス山で、なんと標高25,000m。
エベレストの約3倍の高さです。
また、裾野の直径は550kmもあるそうです。
こんなに高い山が形成される理由として、火星は地球よりも重力が小さいために、火山形成時に溶岩が長い期間、高くまで噴出されやすいからと考えられているそうです。

天王星の環(わ)は縦

天王星は、他の太陽系の7つの惑星と異なり、自転軸が太陽系の黄道面に対して約98度傾いているそうです。
また、天王星の環は傾いた赤道面に沿った軌道上にあるために、土星の環よりもさらに大きく傾き、ほぼ縦方向に見えます。
これは、太陽系の初期において天王星に他の天体の衝突が相次いだから、と考えられているそうです。

 

以上、太陽系うんちくでした。

このシリーズは今後も発信していきたいと考えています。


ABOUT ME
ichiro.k
53歳。大手素材メーカーで複数の営業部門、複数のスタッフ部門を渡り歩き、50歳を過ぎて新規用途探索・製品開発に関わる。文系の学部卒で後にMBAを取得した超文系人間だが、周りが理系だらけの職場で長年勤務することで技術の「知ったかぶり」が得意技に。本ブログでも何となくわかったかのような技術ネタを、さわりだけご紹介し読者の方々の「知ったかぶり」度向上に貢献します。