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JAXAが宇宙飛行士候補者を募集中です

弊ブログに訪問いただく方は宇宙にご関心をお持ちの方が多いのではないかと思います。
最近では元ZOZO社長の前澤友作さんが日本の民間人としては初の国際宇宙ステーション(ISS)滞在を果たし、「自分も宇宙へ行ってみたい」「宇宙に関連する仕事につきたい」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々に朗報です。
現在、13年ぶりにJAXAが宇宙飛行士候補者を募集中なのです。

 

JAXAウェブサイト内に宇宙飛行士候補者募集特設ページ「Hello! EXPLORERS PROJECT」が設けられていますので、本日はこちらをご紹介したいと思います。

Hello! EXPLORERS PROJECT

こちら↓がその特設ページとなります。

 

美しい写真がふんだんに使用されたウェブサイトにプロジェクト概要が紹介されています。
私が注目したのは、

 

Hello! EXPLORERS PROJECTとは、月探査プログラム等に携わるアルテミス世代の宇宙飛行士を応援するプロジェクトです。

 

の部分なのですが、
今回候補者募集の宇宙飛行士のミッションはISSなど低軌道の宇宙空間での活動にとどまらず、なんと月面有人探査プログラムが含まれるということです。
最も最近の月面有人探査としてはもう50年も遡る1972年にアポロ17号の宇宙飛行士たちが月面に降り立ったのですが、このミッション以来の月面有人探査を含む「アルテミス計画」への参加を想定した宇宙飛行士候補者の募集というわけです。

アルテミス計画

アルテミス計画は、米国主導による、月面有人探査と将来の火星探査を目指す国際宇宙探査計画のことです。
当初予定では2024年までに月面に着陸し、特に月の南極部分に存在されるとされる水資源の探索などを行う予定であり(遅れる見込みだそうです)、月面での持続的な駐留を確立して民間企業が月面経済を構築する基礎を築き、さらには人類を火星に送るための準備を行う、というミッションを担うそうです。

もちろんリスクもあります

宇宙船への搭乗業務は当然ながらリスクを伴う仕事になります。
上記の特設ウェブページより閲覧可能な募集要項に、リスクに関する記述の記載がありましたので、部分を一部を抜粋して引用させていただきます。

 

宇宙船の搭乗をはじめ、宇宙での活動には、打上げ・ 飛行中・帰還時の事故、身体に対する様々な影響(微小重力や宇宙放射線等の影響)、スペー スデブリ衝突などのリスクが伴います。

 

さて今回はJAXAの宇宙飛行士候補者募集について、13年ぶりの募集ということで貴重な機会であること、またアルテミス計画に沿って月面有人探査が想定されていること、当然ながらリスクを伴う仕事であること、をご紹介しました。
応募は3月4日正午が締め切りです。

ABOUT ME
ichiro.k
53歳。大手素材メーカーで複数の営業部門、複数のスタッフ部門を渡り歩き、50歳を過ぎて新規用途探索・製品開発に関わる。文系の学部卒で後にMBAを取得した超文系人間だが、周りが理系だらけの職場で長年勤務することで技術の「知ったかぶり」が得意技に。本ブログでも何となくわかったかのような技術ネタを、さわりだけご紹介し読者の方々の「知ったかぶり」度向上に貢献します。